普段のビールが極上の1杯へ

極上の1杯というと、自分の生まれた年のワインだったり、
希少価値の高い日本酒だったりを思い浮かべる人もいるでしょう。
 
確かに、そういうプレミアム感は、そのものの価値を高めてくれます。
しかし、極上の1杯とは、気持ちに大きく左右するものだと思うのです。

 

例えば、仕事である大きなプロジェクトがあるとしましょう。
そのプロジェクトにチームが一丸となって取り組み、
半年後予想以上の結果をもたらし、大成功に終わりました。
プロジェクト中は、忙しく、なかなかチームで居酒屋で飲むという機会がなかった。
プロジェクトが無事終了し、仕事が一段落して、
ようやくチームのメンバーとお疲れさま会を行う事になったとしましょう。

 

会社近くの、ごく普通の居酒屋です。
そこでチームのメンバーが全員集まり、生ビールで乾杯をする。
そんな1杯こそ、極上の1杯だと言えるのではないでしょうか?

 

そこには、チームで一丸となって頑張った事や、
仕事が成功した事での達成感があります。
仕事終わりの、とりあえず1杯のビールも美味しいですが、
そこに、達成感が加わった事でさらに美味しさが増すのです。

 

そしてそんな特別な気持ちに加えて、
一緒に飲むメンバーも非常に重要なポイントです。

 

どれだけ美味しいお酒であっても、飲む相手が苦手な間だと、
話も盛り上がらずに、雰囲気も悪くなってしまいます。
早く帰りたいと思って飲んで、美味しいわけがありませんよね。

 

この場合は、半年一緒に頑張ったチームのメンバーですから、
相手との心理的距離も縮まっていますし、良好な関係が築けているはずです。
そんなメンバーで飲む事が出来るからこそ、極上の1杯になると言えるでしょう。

 

逆に言えば、とりあえずビールというぐらい、
普段からよく飲んでいるビールが極上の1杯になりえるには、
極上な状況が揃わなければ難しいと言えるでしょう。